床屋さんにあるシマ模様の目印は何?

床屋さんの前には、なぜかあたり前のように、赤と青と白のシマシマ模様の丸い柱がクルクル回っています。あの目印を見るとすぐに「あ、あの店は床屋さんなんだ」とわかるすぐれもの?です。ではいったいあの目印はどういう意味があるのでしょうか?

あの床屋さんの前でクルクル回っている目印は、バーバー・ポールとかサイン・ポールと呼ばれています。

もともと、ヨーロッパでは、お医者さんが、町の人の髪の毛やヒゲの手入れもしていたのです。お医者さんは、教会の手伝いとして、けがをした人の手術を行なっていたのですが、衛生上の知識もあり、刃物も上手に扱えることから、そのうち床屋さんも兼ねて行なうようになったのです。

バーバー・ポールは、もともとお医者さんが治療に使用していたbarber-surgeon's pole(理容外科医の棒)と呼ばれる赤い棒を治療が終わった後、傷口に巻いた包帯と一緒に店の軒先に干していたところ、風に吹かれてその包帯が棒にクルクルに巻き付き、その赤い棒に白い包帯が巻き付いた様がバーバー・ポールの原形だと言われています。

それが、いまでは、お医者さんと床屋さんは別々に仕事を行なうようになり、お医者さんは赤白に、これに青を加えた赤、白、青のシマシマ模様は、床屋さんの目印として残っているということです。

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目次
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